☆ 骨汁 たずねて三千里 。。

tsukaji 

2007年02月08日 19:32

いよいよ、まるなが食堂に通いつめて3日目。(俺はアホか!!)

ただ今の時刻は午前11時。。

私はまるなが食堂の前に立っていた。

今、胸高まる鼓動を抑えながら、私は店の中に入った。

いよいよ、今日まぼろしの骨汁と会えるかと思うと・・・・。。
      

おばちゃんは笑って私を迎えてくれた。

「いらっしゃい、今日も来たんだね」、その言葉には私が何を注文するか察した感じである。

おばちゃんと私はしばらく見つめあいガチンコ対決が始まった。

まさに目と目で通じ合うとはこの事だろう。  

そう、まさに今、おばちゃんと私はそう言う仲になったのだ。 (by 工藤静香 目と目で通じ合うより)

おばさんは一言、「食べるね」と言ってくれた。

私も微かな笑みを浮かべうなずいた。

何を注文するでもなく、まるで通か常連のような雰囲気である。

テーブルに着いて、今から始まる対決の前に私は心の準備を始めた。

するとおばちゃんの元気な声で厨房に「骨、一丁」とオーダーを告げる。




間もなく、客が次から次へと入ってきた。

ここは水がセルフサービスなんだけど、客は水を汲みながら「骨1つ」と注文していくのだ。

凄い。凄すぎる。一連の流れに無駄がない。常連は骨1つと注文するんだ。メモメモ!!

圧倒されながら、私は常連客を見つめていた。

客、全員が骨汁を注文している。恐るべき骨汁!!

その時、突然携帯の着信音がなる。

大切なお昼時に失礼な奴と思いながら電話にでる。(まだお昼休みじゃないっちゅ~に!!)


その時、おばちゃんが骨汁を運んできた。

今まで携帯で通話していた私は目を奪われた。

まさに骨!! おばちゃんは笑みを浮かべ、「さあどうぞ」と言ってくれた。

もう携帯の相手が何を言ってるかわからない。後から折り返し電話する旨を告げ携帯を切った。


     


ついに骨汁を拝謁する事ができた。

私は食前の祈りをし、ついに骨汁を食する事になった。



正直感想一言。 ん ま い !!



なんと表現したらよいのだろう、汁は骨からでたエキスとダシの見事なハーモニーは。。

交響曲の18番といったところか!!

骨に残った微かな肉が絶妙な柔らかさと食感で私の心をノックアウト。

まさに肉を切らして骨を絶つ、これはもう芸術である。

今までこんな、美味い骨汁食った事ない!!

久しぶりに飯を食って感動を覚えた。

これじゃ~12時前に売り切れも納得だ。

我を忘れて、がむしゃらに骨汁を食い、吸いまくった。

それから数分後・・・。 みごと・・・・・ 完 食。。 ( ̄◆ ̄;)うっ・うまい。。





骨汁を食べ終えた私は心地よい満足感に満ちながら、会計に向った。

そこではおばちゃんが満面の笑顔で待っていた。


「にーさん、どんなだったね?美味しかったね?」

「うん、美味しかった。又来ます。ご馳走様でした。」


私はおばちゃんに何と言ってよいのか、わからなかった。。

完全に私の敗北である。こんなにまで美味いとは。

たかが骨汁、されど骨汁。ここの骨汁は私的にも得Aランクである。

是非、又11時頃にここに来れるなら、食したい一品である。



お値段はたったの¥500  1日20食限定。 早い者勝ち。



そこのあなたも、もし沖縄市泡瀬へ行く機会があれば食べてみて下さい。


味はこの、男 グルメ tsukaji が保証します!!


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